この時期になると、スケジュール帳がネットや書店にたくさん並びますね。
ここ数年はあまり忙しくなく、薄いマンスリーのみの手帳を使用していますが、とても気に入って毎年購入していたスケジュール帳をご紹介します。
表紙の装丁がアンティーク調でとてもきれいなのです。
ペーパーブランクスの手帳と装丁の美しさ
手帳といえば、シンプルな革製だったり、表紙にイラストがプリントされている、位のイメージしかありませんでした。
しかし、初めてペーパーブランクスの手帳を見た時は、まるでハリーポッターの世界や、中世の写本を思わせるクラシカルでアンティークなデザイン、重厚で丁寧な装丁の美しさに一目ぼれし、すぐに購入しました。
ペーパーブランクス(paperblanks)はカナダの出版社「ハートレイ&マークス社」から生まれた、世界の優れた芸術品や美術工芸品をモチーフに美しいノートとダイアリーを製作しているブランドだそうです。
初めて購入したのは2014年の「フレンチフローラル」。
スケジュール帳のサイズは H17.8×W12.6×D1.6cmのミディアムサイズ。
草花とリボンが装飾的に配置された美しいデザインです。
角度によって金色に反射するのがきれいです。
しおりになる2本のリボンの色も装丁と合っています。
2015年は「マヤブルー」。
スケジュール帳のサイズは H14×W9.8×D1.8cmのミニサイズ。
細かい金銀線細工に感嘆してしまいます。
こちらも角度を変えると銀色に反射するのがきれいです。
※マヤブルーは現在、ノートとiPadミニのケースでのみ販売されているようです。
2016年は「ハミングバード」。
こちらもミニサイズ。
花の蜜を吸うハチドリがメタリックで幻想的に描かれています。
ペーパーブランクスの手帳の中身
2019年版のスケジュール帳のフォーマットは、ミニサイズとミディサイズ共通で『2019、2020年のミニカレンダー』、『年間プランナー(1ページにつき3か月分なので、各スペースが広い)』、『月間カレンダー(マンスリー)』、『週間ページ(ウィークリー)』、ノートページ』です。
当時使いやすかったのがウィークリーのページで、左ページが縦に一週間分の記入欄が並び、右ページがメモページになっています。
記入スペースが広いので、その日にやるべき用事や、買いたいものなどを全部書けるのが便利でした。
また、ペーパーブランクスの手帳は紙が透けにくく、特殊コーティングがされているので、インクの吸収が最小限になっているそうです。
確かに、ペンで記入する時に、あまり力を入れずにサラサラ書けます。
そして、糸綴じ製本なので、開いても真ん中が丸まってしまう事がなく、手帳が大きくペタンと広がるので、とても書きやすいです。
2019年版もポケットが付いていて、ちょっとした記念のチケットなどを入れておくこともできますし、別冊のアドレス帳もついています。
アンティークなデザインが好きな方にはおすすめの手帳です。