発泡スチロールを使って、リビングのファブリックパネルを手作りしました。
リバティプリントの生地を使って、ナチュラルな雰囲気のファブリックパネルを作ることができたので、ご紹介します。
ファブリックパネルの材料について
ファブリックパネルの作成に必要な材料は下記になります。
必要な材料
- 好みの布地
- 発泡スチロール製のパネル
(他に木のパネルでも) - 発泡スチロール用ボンド
(パネルが木の場合はタッカー)
好みの布地
お好みの布地を用意します。
今回はリバティプリントのイルマの布を購入しました。
一面に手書きのナチュラルな花が描かれていて、とても素敵です。他のカラーもあります。
北欧の生地も人気です。
布地のサイズについて
布地のサイズはパネル一辺の長さに対して、最低でも
(厚さのサイズ+折り返す生地の長さ2cm)×2=10cmの余分の長さが必要です。
例えばパネルの大きさが縦50×横90cm、厚さが3cmだとすると
必要な布地のサイズは縦横の長さにそれぞれ10cmをプラスした
縦60×横103cmになります。
わが家が選んだ布地の巾は約110cmだったので、生地の長さ60cm分を購入しました。
発泡スチロール板(厚さ2~3cm)
発泡スチロール板は画材店やホームセンターでも販売されています。
軽くて安いところが魅力です。
木製パネルも主に画材店で販売されています。
重量がありますが、しっかりしたパネルが作れます。
100円ショップでもファブリックボードが販売されています。
サイズにこだわりがなければ、それらを使用してもいいですね。
発泡スチロール用ボンド
布を再利用しなくてもいい場合は発泡スチロール用ボンドでつけるのが一番簡単です。
すぐにくっついてくれるので便利です。
もし布地を再利用したいのであれば、タッカーを使用したり、発泡スチロールに浅く切り込みを入れてヘラで布をパネルに入れ込んでいく、という方法もあります。
ファブリックパネルの作り方
ファブリックパネルの作り方のおおまかな流れは下記になります。
布はあらかじめアイロンを当ててシワをきれいに伸ばしておきます。
①発泡スチロールを好みの大きさに切る
まずは、発泡スチロールを好みの大きさに切ります。
厚さが3cmもあるので、カッターを長めに出して一気に上から下まで切りますが、一回で切れないので、2、3回繰り返します。
 
布地でおおってしまうので、多少切り口がきれいでなくても大丈夫です。
②パネルにボンドで布地を貼る
布地を裏返して置いた上に発泡スチロールを置き、
布に一辺ずつボンドをつけて貼っていきます。
一辺を貼ったら、反対側の布地の一辺を引っ張ってシワを伸ばして貼り、合計四辺を貼ります。
パネルの角の布地が重なる部分は、こんな感じで折り込みました。
ボンドが乾燥したら、ファブリックパネルの出来上がりです。
ファブリックパネルの設置方法
発泡スチロール製のファブリックパネルの設置方法は下記の2通りになります。
- ピンフックを使用する
- 両面テープを使用する
①ピンフックを使用する
ピンフックを使用する場合を説明します。
まず、壁にピンフックを刺し込み、フックの部分を工具を使用して壁に対して垂直に曲げ、ファブリックパネルの裏側を押し付けるだけです。
※フック部分は金属製のものにしてください。
100円ショップの壁に貼るコードホルダー(大サイズ)を使用してもいいと思います。
その場合も同じように突起部分を直角になるように曲げます。
ちなみに木製パネルの場合は、裏側に三角吊り金具にヒモをつけ、壁に最適な耐荷重のあるピンフックを刺して設置します。
何度も付け直しをすると、ファブリックパネルの裏側が穴だらけになってしまうので、慎重に位置を決めてからの方がいいです。
②両面テープを使用する
両面テープを使用する場合は、ファブリックパネルの裏側に両面テープを貼って、壁につけるだけです。
壁紙の種類によってはファブリックパネルをはがした時に壁紙がはがれてしまう恐れがあります。
貼ってはがせるタイプの両面テープか、壁紙にマスキングテープを貼ってからの設置をおすすめします。
ファブリックパネルを設置してみた
ファブリックパネルを設置してみました。
ソファの上の壁につけました。
なかなかいい感じです。
以前よりおしゃれな空間になり、嬉しいです。
ファブリックパネルは、私のような初心者でも結構簡単に作れますので、ご興味のある方は作ってみると楽しいですよ。
※下記のサイト様にご紹介いただきました。
お部屋をオシャレに飾りたい!オリジナルのインテリア雑貨を作ろう♪