
ファブリックパネルの作り方と設置方法を説明します
発泡スチロールを使って、リビングのファブリックパネルを手作りしました。
以前、寝室の窓をふさぐための北欧風の生地のファブリックパネルを作成したことがありましたが、その時の経験をもとにスムーズに作ることができました。
今回は、リバティプリントの生地を使って、ナチュラルな雰囲気のパネルを作りました。
ファブリックパネルの材料について
ファブリックパネルの作成に必要な材料について説明します。
好みの生地
リバティプリントのイルマの布をチョイスしました。
一面に手書きのナチュラルな花が描かれていて、とても素敵です。他のカラーもあります。
布地はさらさらで薄いです。透けやすいので、パネルの色は白がおすすめです。
![]() リバティプリント タナローン生地(Irma イルマ)レッド&イエロー【3633182】 |
布地のサイズですが、折り返して裏側に布を貼るので、パネルの厚さが3cmならば、上下と左右でそれぞれ5cmずつの余分な長さが必要です。
例えば私ば場合はW93×D50cmの大きさのファブリックパネルを作成するので、W103×D60cmのサイズの布地が必要になります。
上記の画像の生地は巾が約110cmだったので、生地の長さ60cm分を購入しました。
発泡スチロール板(厚さ2~3cm)
以前、窓用のファブリックパネルを作成した時に余った発泡スチロールを使用しました。
パネルになるものは、発泡スチロールの他にも木製パネル、断熱材などあります。
木製パネルは主に画材店で販売されています。
重量がありますが、しっかりしたパネルが作れます。
![]() 木製パネル シナベニヤパネル ジャケット (300×300mm) |
断熱材はホームセンターなどで手に入ります。カラーは布地が透けることを考えると、白が望ましいです。
発泡スチロールのように、細かい欠片が飛び散らないです。
![]() 【カネライトフォーム30ミリ 約910×約1820】スタンダードタイプ・スタイロ... |
セリアなどの100円ショップにもファブリックボードが販売されています。サイズにこだわりがなければ、それらを使用してもいいと思います。
発泡スチロールは軽くて、切断などの加工がしやすいですが、細かい欠片がどうしても出てしまうのが難点ですね。
発泡スチロール用ボンド
布は取り外して再利用はしないので、ボンドで付けてしまうことにしました。
発泡スチロール用ボンドはすぐにくっつくので、あまり手間をかけたくない時にはいいと思います。
もし布地を再利用したいのであれば、タッカーを使用したり、断熱材か発泡スチロールに浅く切り込みを入れてヘラで布をパネルに入れ込んでいく、という方法もあります。

発泡スチロール用ボンド
ファブリックパネルの作り方
まずは、発泡スチロールを好みの大きさに切ります。
厚さが3cmもあるので、カッターを長めに出して一気に上から下まで切りますが、一回で切れないので、2、3回繰り返します。

カッターで発泡スチロールを切断する
今回はW93×D50cmサイズに切りました。
布地でおおってしまうので、多少切り口がきれいでなくても大丈夫かと思います。
アイロンを当てた布地の裏側に発泡スチロールを置いて、一辺ずつ貼っていきます。

布の上に発泡スチロールを置いてボンドで貼っていく
布地が重なる部分は、こんな感じで折りました。

パネルの角は布を折り込む
ボンドが乾燥したら、ファブリックパネルの出来上がりです。
ファブリックパネルの設置方法
発泡スチロールや断熱材のパネルの場合は、壁にプッシュピンをつけ、ピンの頭くらいの大きさの穴をパネルの裏側にあけて、穴にピンの頭をはめこんで設置します。
わが家はすでに壁に同じ高さのピンフックが二個ついているので、ひっかけるフックの部分を工具を使用して壁に対して垂直に曲げ、そこにパネルを押し付けて設置しました。

ピンフックのフック部分を壁から垂直になるように曲げる
100円ショップの壁に貼るコードホルダー(大サイズ)を、突起部分を直角になるように曲げて使用してもいいと思います。

100円ショップのコードホルダーを代用してもいいかも
木製パネルの場合は、裏側に三角吊り金具またはヒートンとヒモをつけて設置します。
設置したファブリックパネルを横から見ると、こんな感じです。

設置したファブリックパネルを横から見たところ
ソファの上の壁につけました。
なかなかいい感じです。
以前よりおしゃれな空間になり、嬉しいです。

ファブリックパネル設置でソファの上の空間がおしゃれになりました
今、人気のファブリックパネルは、私のような初心者でも結構簡単に作れますので、ご興味のある方は作ってみると楽しいですよ。
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